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完 子どもへのまなざし

価格 (税込)1,980円
商品コード:978-4834026078
ポイント:18Pt
頁数:376ページ
出版年月:2011-01-00

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出版社・レーベルの紹介文

「気持ちが安らぎ、勇気をもらえる」と好評の育児書シリーズ完結編。近年無視できなくなっている発達障害の子どもたちについても取り上げ、共に生きる社会を考えます。
 

目次

1.人間関係と社会の大きな変化
■人間関係が失われてきた社会(個人主義の生き方をあらためて考える/自己中心的でない個人主義を生きる)
■もっと人間関係を大切に(家族の関係が失われている/家庭外の人とのコミュニケーションを/人と直接するコミュニケーションの大切さ)
■調査報告からわかる社会の現状(育児に対する母親の気持ち/若い人の親に対する意識/子どもを生まない長寿の国)
■現代の社会、家庭でおきていること(ままごと遊びからわかる家庭の変化/保育園はいま/子どもをありのままに受容すること/子どもへの親の虐待/日本特有のひきこもり)

2.人間関係の発達と課題
■エリクソンのライフサイクル・モデル
■妊娠中から育児がはじまっている
【乳児期】
■母と子の「ほほ笑みの交換」
■基本的信頼が豊かに育つ時期
■ソーシャル・レファレンシングとは
■基本的信頼が育てる、人を信じる心
【幼児期】
■自律性は自分の感情や衝動をコントロールする力
【児童期】
■遊びをとおして育つ子どもの自主性
■遊びは共感する心
【学童期】
■学び合い、教え合うことによって育つ勤勉性
【思春期】
■アイデンティティとは自分を知ること
【若い成人期】
■個が確立したあとの親密性
【壮年期】
■つぎの世代に教え伝える生き方
【老年期】
■自分の人生はこれでよかった

3.育児のキーワード
■よくぞ生まれてきたという気持ちをもって
■自分を好きになれる子どもに育てる
■子どもが育つには順序がある
■子どもが望んだように愛する
■多くの人から愛されて育つ
■「ありがとう」「ごめんなさい」がいえる子に

4.発達障害について
■発達障害とは
■発達障害がなぜおきるのか
■発達障害の現状
■発達障害支援法の制定の意味

5.発達障害の特性
■目で見て理解する力が強い
■話し言葉が苦手
■一つ一つの理解
■時間と空間の意味が理解できない
■決まっていることはきちんとできる
■見る範囲がせまい
■感覚機能のちがい
■一度に一つの理解
■同時総合機能が働きにくい
■想像する力が弱い
■ものごとを忘れることができない
■素直で正直で一直線
■すばらしい特性に拍手を

6.発達障害の人を理解する
■親の理解と受け入れ
■早期発見と早期療育の大切さ
■発達障害の人の世界に歩みよる
■本人やまわりの人にどう伝えるか

7.保育、教育の現場で
■気持ちが通じにくい子ども
■何かを伝えるときには肯定的に
■生活習慣を大切にした育児、保育、教育を
■穏やかに、くり返し、急がないで
■元気に働いています
■失敗を乗りこえて働いています

8.発達障害の当事者や家族の声
■自分のことを知らなかった
■話の早さについていけない
■理解してくれる人を求めて
■もう日本にいたくない
■周囲の無理解と犯罪
■愛をもって見守る

9.ティーチ(TEACCH)
■ティーチに出会うまで
■ティーチプログラムの構造化とは
■教師や関係者の人材養成の大切さ
■地域のなかで自立生活を
■子どもたちの理解のためのビデオテープ
■デンマークの社会福祉の考え方
■日本でのティーチプログラムの実践

10.教えられたこと、思い出すこと
■幸福は分かち合うもの
■やりたいことより、期待されていることを
■生徒に親切な思い出を
■教えることは学ぶこと、君たち大変だねえ
■思い出す母の姿

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